Microsoft Active DirectoryおよびOpenLDAPとの統合

HP vPVは、Microsoft Active DirectoryおよびOpenLDAPを使用したユーザー認証をサポートします。したがって、LDAPサーバーによって実装されるパスワードポリシーがHP vPVユーザーに適用されます。

Microsoft Active DirectoryサーバーまたはOpenLDAPを使用するようにHP vPVを設定するには、次の手順を実行します。

  1. <data_dir>/conf/perfディレクトリにあるPVconfig.iniファイルを開きます。

  2. サンプル行からコメント記号「;」を削除し、各自のインストール内容に合わせた値に情報を置き換えることで、PVconfig.iniファイルの[LDAP]セクションに情報を追加します。

  3. コマンド# /opt/OV/bin/ovc -restart ovtomcatBを使用してovtomcatBを再起動します。

注: 複数の管理者およびグループを、PVADMINおよびPVGROUPパラメーター内でカンマ (,) 区切りで追加できます。

例:

PVADMIN= Administrator,Admin x,Admin y

PVGROUP= Group 1, Group 2, Group 3

SSLを介したLDAP接続の設定

HP vPVサーバーとLDAPサーバー間でセキュリティ保護された接続を必要とする場合は、SSLを介してLDAP接続を設定できます。

SSLを介してLDAP接続 (LDAPS) を設定するには、次の手順を実行します。

  1. <data_dir>/conf/perfディレクトリにあるPVconfig.iniファイルを開きます。

  2. コメント記号「;」を削除し、各自のインストール内容に合わせた値に情報を置き換えることで、PVconfig.iniファイルの [LDAP] セクションに情報を追加します。

    SSL_KEYSTORE=<data_dir>\conf\perf\jssecacerts。これは、LDAPサーバー証明書を保管するキーストアの場所です。

    USE_SSL=trueを設定

    これにより、LDAPSを介したLDAPとHP vPV間の通信が有効化されます。以上の操作を行わないと、通信にLDAPが使用されます。

  3. 次のコマンドを使用してHP vPVを再起動します。

    pv restart

サーバー証明書の取得

Microsoft Active DirectoryサーバーのSSL証明書を、HP vPVサーバーで使用される承認済み証明書のリストに追加する必要があります。証明書を追加するには、Microsoft Active Directoryサーバーで次のコマンドを実行して証明書をエクスポートします。

certutil -ca.cert <sample.crt>sample.crtは、HP vPVサーバーにエクスポートするSSL証明書の名前です。

サーバー証明書のインポート

とMicrosoft Active Directory間でSSL対応の通信を行うには、Microsoft Active Directoryサーバーの証明書をキーストアにインポートする必要があります。

jssecacertsなどのキーストアファイルは、<data_dir>/conf/perfディレクトリにあります。

注 :ディレクトリにキーストアファイルが存在しない場合は、keytoolコマンドにより作成されます。

サーバー証明書をインポートするには、次の手順を実行します。

  1. <data_dir>/conf/perfディレクトリに移動します。

  2. エクスポートされたMicrosoft Active DirectoryサーバーのSSL証明書をコピーして、ディレクトリに貼り付けます。

  3. 次のコマンドを実行します。

    /opt/OV/nonOV/jre/b/bin/keytool -importcert -keystore jssecacerts -file /root/cacert.pem。

    keytoolにより、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。デフォルトのパスワードはchangeitです。

  4. 次のプロンプトが表示されたら、yesを選択してキーのインポートを確定します。Trust this Certificate?[no]: yes

HP vPVユーザーインターフェイスへのアクセス

Microsoft Active Directory対応のHP vPVを起動するには、次のURLを使用します。

http://<システム>:<ポート>/PVまたはhttps://<システム>:<ポート>/PV

URL http://<システム>:<ポート>/PVを使用してMicrosoft Active Directory対応のHP vPVを起動すると、URL https://<システム>:<ポート>/PVを使用してログインページにリダイレクトされます。

ログインページで、ユーザー名とパスワードを入力します。たとえば、PV_Adminpasswordのように入力します。

ユーザー名とパスワードの検証要求が、Microsoft Active Directoryサーバーに送信されます。検証に成功すると、HP Virtualization Performance Viewerのホームページが表示され、URLがhttp://<システム>:<ポート>/PVに戻ります。SSLを介して資格情報をHP vPVサーバーに送信するため、HTTPからHTTPSにプロトコルがリダイレクトされます。ただし、HP vPVをURLhttps://<システム>:<ポート>/PVを使用して起動すると、HP vPVは引き続きセキュアモードで動作します。